フレッツ光の解約|撤去工事費の新設と東西の違い

この記事で回線を紹介している理由
当サイトは解約の手順を扱っています。解約したあとに次の回線を探す方に向けて、乗り換え先の候補をご紹介しています。
これらのリンクは広告(アフィリエイトリンク)で、経由して申し込まれると当サイトに紹介料が支払われることがあります。ただし紹介料の有無で解約の手順や説明の内容が変わることはありません。 収益と編集方針について ›

参考にした情報(一次情報にあたって確認しています)

この記事は、NTT東日本の公式サイト(flets.com・ntt-east.co.jp)とNTT西日本の公式サイト(flets-w.com・ntt-west.co.jp)(解約手続きのページ・撤去工事費の特設ページ・報道発表資料・初期契約解除のページ・よくあるご質問)と、両社の「IP通信網サービス契約約款」(PDF)総務省の消費者保護ルールの資料を確認して作成しました。引用は原文どおりに写し、公式ページの生データと1文字ずつ照合しています(82か所・不一致0)。金額はすべて税込です。他社の解約まとめ記事・代理店のサイトは情報源にしていません。
文=解約ナビ「ヤメプロ」編集部

今回は、フレッツ光の解約方法をお伝えします!フレッツ光は、NTT東日本NTT西日本という別々の会社が提供しています。同じ「フレッツ光」でも、住んでいる地域によって手続き先も金額も違います。そして2026年4月1日から、解約のときの撤去工事費が新しくできました

結論から言うと・・・

解約方法

まず確かめることが1つあります。ドコモ光・ソフトバンク光・BIGLOBE光などの「光コラボ」に変えている人は、NTTでは解約できません。NTT東日本の解約ページは「コラボ光(例:ドコモ光・BIGLOBE光など)をご契約中のお客さまは弊社での解約手続きが出来ません。」と書いています。この場合は契約している光コラボ事業者に申し込みます。

フレッツ光のままの人は、東はWeb(「フレッツ光(インターネット接続サービス)の解約手続きは、Webにて承っております。」)、西も「解約をご検討中の方へ」のページの「解約手続きへ進む」ボタンから手続きします。

お金の中心は撤去工事費です。2026年4月1日の解約申し込み分から、工事担当者が来る「派遣工事」だと、東は戸建て13,200円・集合住宅11,000円西は戸建て向け20,900円・集合住宅向け14,300円(いずれも税込)かかります。工事担当者が来ない「無派遣工事」なら、東西とも無料です。

もう1つ、2026年7月1日以降は公式サイト以外から解約を申し込むと基本工事費が1,100円(税込)高くなります(東は戸建て14,300円、西は戸建て向け22,000円)。申し込みは公式サイトからしてください。

ヤクちゃん

フレッツ光をやめたいんだけど、解約するのに工事費がかかるって本当?東日本と西日本で違うの?

カイくん

2026年4月1日の解約申し込み分から、工事の人が来る「派遣工事」だと撤去工事費がかかるようになったよ。金額は東と西でかなり違って、戸建てだと東が13,200円、西が20,900円(税込)。
でも無派遣工事なら東西とも無料なんだ。まずは自分がフレッツ光のままなのか、ドコモ光などの「光コラボ」に変えているのかを確かめよう!

この記事は、NTT東日本・NTT西日本と直接契約しているフレッツ光の利用者のうち、「どこに申し込むのか」「撤去工事費はいくらか」「解約金はかかるのか」「最後の月の料金と機器の返却はどうなるのか」を知りたい方に向けて書いています。

目次

結論:フレッツ光の解約費用は「東か西か」と「派遣工事か無派遣工事か」で決まる。光コラボの人はNTTでは解約できない

最初に、自分がどちらなのかを分けます。フレッツ光は、光コラボレーションモデルが始まってから、多くの人が「転用」でドコモ光・ソフトバンク光・BIGLOBE光などに契約を移しています。転用すると、NTTとの契約は終わっています。

コラボ光(例:ドコモ光・BIGLOBE光など)をご契約中のお客さまは弊社での解約手続きが出来ません。

NTT東日本公式「フレッツ光(インターネット接続サービス)の解約手続き」https://flets.com/support/flets-hikari/cancel/index.html(2026年9月18日確認)

続けて「ご契約の光コラボレーション事業者さまへお問い合わせ・お手続きをお願いいたします。」とあります。西も、転用について「「フレッツ光」、「ひかり電話ネクスト」のご契約が解約となります。」と書いています。心当たりがある人は、まず毎月の請求がどこから来ているかを確かめてください。なお、自分が転用済みかどうかを利用者が確かめる方法は、東西の解約ページ・転用のページには案内が見つかりませんでした〔未確認〕。請求元の社名、契約したときの書面、マイページの契約先が手がかりになります。

フレッツ光のままだった人は、下の表で自分の地域の列を見てください。NTT東日本エリアは「北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・新潟の都道県です。」(NTT東日本公式「フレッツ光のお引越し手続き」)。それ以外はNTT西日本エリアです。

項目NTT東日本NTT西日本
契約の相手NTT東日本株式会社NTT西日本株式会社
解約の窓口Web(解約ページの「解約を申し込む」)。「解約手続きは、Webにて承っております。」
電話の問い合わせ先は 0120-116116(午前9時~午後5時、土日・年末年始12月29日~1月3日を除き営業)
Web(「解約をご検討中の方へ」の「解約手続きへ進む」)。「解約はWebから受け付けております。」
問い合わせは 0120-116116(東日本エリアから発信の場合は0800-2002116)
撤去工事費(派遣工事)
2026年4月1日の解約申し込み分から
戸建て 13,200円
集合住宅 11,000円
戸建て向け 20,900円
集合住宅向け 14,300円
撤去工事費(無派遣工事)無料無料
公式サイト以外から申し込むと
(2026年7月1日以降)
戸建て 14,300円/集合住宅 12,100円
(基本工事費が1,100円増)
戸建て向け 22,000円/集合住宅向け 15,400円
(同)
解約金(割引サービス)解約ページ・撤去工事費の特設ページ・初期契約解除のページに金額の記載が見つかりませんでした〔未確認〕「光はじめ割クロス」4,180円、「光はじめ割ネクスト」戸建て4,400円・集合住宅2,200円 など(満了月とその翌月・翌々月以外の解約)
初期工事費の分割が残っている場合「初期工事費の残額を一括でお支払いただきます。」「残額は一括でお支払いいただきます。」
最後の月の料金約款に日割りの規定あり。利用者向けの説明ページは見つかりませんでした〔未確認〕「月途中に解約された場合の月額利用料は基本的には日割計算となります。」(例外あり
レンタル機器の返却返却キットが届く。「お客さまにて取り外し、梱包の上、返却ください。」「端末返却用回収キットをお送りしますので、ご返送をお願いします。」送料はNTT西日本が負担
無派遣工事のときの光ケーブル引込線・屋内配線は残される光コンセントがない場合は利用者自身がCUTツールで切断
初期契約解除「「初期契約解除制度」の対象となります。」(撤去工事費の特設ページ・更新日2026年6月29日)「「初期契約解除制度」は、受付期間を終了しました。」(同じ制度変更のページ・2025年10月31日)
一時中断(解約せずに止める)あり(「回線の利用を一定期間停止できます(毎月の利用料金は継続して発生します)。」)あり(「一時中断中も手続き前と同額の月額利用料が必要です。」)

(NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」NTT東日本公式「フレッツ光(インターネット接続サービス)の解約手続き」NTT西日本公式「フレッツ光など解約時に派遣工事を行った際の撤去工事費の新設について」NTT西日本公式「解約をご検討中の方へ」・2026年9月18日確認)

フレッツ光の公式ページには「表示価格は、特別な記載がない限りすべて税込です。」とあります。この記事の金額もすべて税込です。

🔑 東西の公式ページを読み比べて分かったこと

① 同じ制度変更なのに、初期契約解除の扱いが東と西で逆に書かれている

撤去工事費の新設は、2025年10月31日に東西が同じ日に発表した制度変更です。ところが、その「初期契約解除」の扱いの書き方が、東と西で逆になっています。まず東です。

フレッツ光など解約時の派遣工事費新設に伴い、個人名義のお客さまが「フレッツ光」の解約をご希望される場合は「初期契約解除制度」の対象となります。

NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」(公開日2025年10月31日・更新日2026年6月29日)https://flets.com/koujihi2025/(2026年9月18日確認)

続けて「別途お送りするご案内書面到着後8日以内に契約解除をお申し出いただくことで、お客さまが現在割引サービスをご利用されている場合においても解約金をお支払いいただくことなく解約が可能です。」とあります。現在形で「対象となります」と書かれていて、このページには受付の期限は見つけられませんでした。一方、西の同じ制度のページはこうです。

個人のお客さまが、「フレッツ光」の解約をご希望される場合の「初期契約解除制度」は、受付期間を終了しました。

NTT西日本公式「フレッツ光など解約時に派遣工事を行った際の撤去工事費の新設について」(2025年10月31日)https://flets-w.com/topics/2025/kaiyaku_kouji/(2026年9月18日確認)

西は同じページのよくあるご質問でも、1つの答えの中で二段構えになっています。「個人のお客さまが、「フレッツ光」の解約をご希望される場合は「初期契約解除制度」の対象となることから、書面到着後8日以内に契約解除をお申し出いただくことで、解約金をお支払いいただくことなく解約が可能です。」と書いたうえで、「ただし、撤去工事費新設における「初期契約解除制度」は、受付期間を終了しました。」と続けています。前半だけを読むと、まだ使えると誤解します。

この食い違いをどう読むべきか、当編集部では断定できません。事実として分かるのは次の3点です。

  • 東のページは更新日が2026年6月29日で、その時点でも「対象となります」と書かれている
  • 西のページは2025年10月31日の日付で、「受付期間を終了しました」と書かれている
  • この制度は撤去工事費の新設にともなう案内書面が届いた人の話で、書面の到着から8日以内という期限がある。西のニュースリリース(2025年10月31日)も「別途送付予定の書面到着後の8日以内に契約解除をお申し出いただくことで、解約金をお支払いいただくことなく解約が可能です。」と書いていた

案内書面が手元に届いていて、8日以内の人は、その書面の記載を確認したうえで、東は初期契約解除受付センタ(0120-321-341・午前9時~午後5時、土日祝・年末年始12月29日~1月3日を除く)、西は0120-116116に確認してください。なお、西のニュースリリースには「ひかり電話ネクスト、光回線電話をご利用のお客さまは初期契約解除の対象外です。」という注記があります。東の報道発表・特設ページに同じ但し書きがあるかは見つけられませんでした〔未確認〕。

(NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」NTT西日本公式「撤去工事費の新設について」NTT西日本 ニュースリリース「弊社サービスにおける工事費の改定および新設について」(2025年10月31日)NTT東日本公式「フレッツ光 初期契約解除」・2026年9月18日確認)

② 同じ撤去工事費が、東と西で7,700円違う

戸建てで派遣工事になった場合、東は13,200円、西は20,900円です。同じ「フレッツ光の撤去工事費」で7,700円の差があります。差がどこから来るのかは、両社の「IP通信網サービス契約約款」を見ると分かります。どちらの約款にも「⑶ 契約の解除に関する工事」という項目があり、そこに「引込線等撤去工事費」の額が書かれています。

約款の項目NTT東日本(e08.pdf 115ページ)NTT西日本(w08.pdf 105ページ)
基本工事費(基本額)8,500円(税込9,350円)8,500円(税込9,350円)
引込線等撤去工事費 メニュー5-14,500円(税込4,950円11,500円(税込12,650円
引込線等撤去工事費 メニュー5-22,500円(税込2,750円5,500円(税込6,050円

撤去そのものの費用が、西は東の約2.5倍です。東の特設ページは工事費の内訳も公開していて、基本工事費8,250円+撤去工事費4,950円=13,200円(戸建て)、8,250円+2,750円=11,000円(集合住宅)と計算が合います。西は内訳の表を公開していませんが、約款の額で計算すると8,250円+12,650円=20,900円、8,250円+6,050円=14,300円となり、公表額と一致します(この計算は当編集部によるものです)。

(NTT東日本「契約約款集」IP通信網サービス契約約款(e08.pdf)115ページNTT西日本「約款・技術情報」IP通信網サービス契約約款(w08.pdf)105ページ・2026年9月18日確認)

③ 2026年7月1日から「公式サイト以外から解約を申し込むと1,100円高い」

これは見落としやすい注記です。東の特設ページの表は、「NTT東日本のホームページからお申し込みの場合」と「左記以外からお申し込みの場合」で列が分かれていて、後者は2026年7月1日以降に金額が上がります。

2026年7月1日以降、NTT東日本のホームページ以外から解約をお申し込みの場合は、光回線電話を除き基本工事費が1,100円(税込)増額となります。

NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」(表の下の注記※3)https://flets.com/koujihi2025/(2026年9月18日確認)

結果として、2026年7月1日以降に公式サイト以外から申し込むと、東は戸建て14,300円・集合住宅12,100円西は戸建て向け22,000円・集合住宅向け15,400円になります。

気をつけたいのは、表の下の本文の書き方です。東のページは本文で「「戸建て」の場合には13,200円(税込)※3、「集合住宅」の場合には11,000円(税込)※3の撤去工事費が必要となります。」と安いほうの金額だけを書き、増額は※3の注記に回しています。本文だけを読むと13,200円だと思い込みます。

では「公式サイト」とはどれのことか。東のページは対象になるアドレスを挙げています。「以下のNTT東日本のホームページよりお申し込みいただいた場合は、今回の改定の対象外といたします。」として、https://flets.comhttps://mypage.flets.com/https://business.ntt-east.co.jphttps://mypage.business.ntt-east.co.jp/ の4つが並んでいます(報道発表資料のほうは個人向けと法人向けの2つを挙げています)。代理店のサイトや電話からではなく、この公式サイトから申し込むのが安く済みます。西も表の列は「NTT西日本の公式ホームページからお申し込みの場合」と「左記以外からお申し込みの場合」に分かれていますが、どのアドレスが公式にあたるかの一覧は西のページには見つけられませんでした〔未確認〕。

なお、東の電話の問い合わせ一覧にも「Webからのお申し込みは、工事費が必要な場合、電話等より1,100円(税込)お安くなることがあります。」と書かれています。

④ 東の解約ページには「解約金」「違約金」「契約解除料」の記載が1つもない

西は、解約金がかかる割引サービスを一覧で公開しています。よくあるご質問は「解約金が必要な割引サービスは以下のとおりです。」として、「光はじめ割クロス」「光はじめ割ネクスト」「フレッツ 光クロスの月額利用料割引」(新規受付終了)「光はじめ割」(新規受付終了)「光もっと2割」(新規受付終了)「Web光もっと2割」(新規受付終了)の6つを挙げています。

一方、NTT東日本の解約ページ(https://flets.com/support/flets-hikari/cancel/index.html)を機械的に数えたところ、「解約金」0件・「違約金」0件・「契約解除料」0件でした(HTMLコメントの中も含めて0件)。このページに出てくる費用は、撤去工事費と初期工事費の残額だけです。撤去工事費の特設ページと初期契約解除のページには「解約金」の語は出てきますが、いずれも金額は書かれていません。東の特定商取引法に基づく表記のページ(/tokusho/index.html・/tokusho/service.html)にも、これらの語はありませんでした。

ここで「東は解約金がない」と書くことはできません。分かるのは「上に挙げたページに金額の記載が見つからなかった」ことだけです〔未確認〕。東の初期契約解除のページには「にねん割」というサービスの提供終了にともなう案内があり、そこには「解約金のみが対象となりますので、工事費(分割払いによる残金を含みます)などは初期契約解除制度の適用対象外です。」という記述があります。つまり解約金の概念自体は東にもあります。自分の契約に解約金があるかどうかは、マイページか請求書、契約時の書面で確認してください。

⑤ 西の無派遣工事では、利用者が自分で光ケーブルを切る

「無派遣工事なら無料」は東西共通ですが、無派遣のときに何が起きるかは東西で違います。東は、引込線や屋内配線を残したままにします。

なお、電柱からお客さま宅内へ接続されている引込線や屋内配線は撤去せずに残させていただきますのでご容赦願います。

NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」よくあるご質問「無派遣工事とは何ですか?」https://flets.com/koujihi2025/(2026年9月18日確認)

西には、これに加えて利用者自身の作業があります。「フレッツ光のご解約手続きを行ったお客さま向け CUTツールご利用ガイド」というページは、無派遣工事で解約を申し込んだ人に光ケーブルを切る道具(CUTツール)を送ると説明しています。

お手元のご利用ガイドに従って、お客さまご自身でCUTツールでのケーブル切断作業をお願いいたします。

NTT西日本公式「フレッツ光のご解約手続きを行ったお客さま向け CUTツールご利用ガイド」(「ご解約に伴う工事」→「光コンセントがない場合」)https://flets-w.com/user/support/cancel/(2026年9月18日確認)

同じページの「ご解約に伴う工事」の冒頭は「お客さまご自身で作業を実施して頂きます。」で、原文はこのあとに「(お客さま宅内の状況により、実施して頂く作業が決まります。)」と続きます。切断作業が必要なのは光コンセントがない場合で、光コンセントに機器がつながっている場合は別の案内です。また、ページの冒頭には「※光コンセントありの場合など、お客さま宅内の設備状況により、CUTツール、ご利用ガイドが同封されない場合がございます。」ともあります。20,900円を避けて無派遣を選ぶなら、この作業が自分でできるかも考えておきましょう。

⑥ 東のサイトマップに載っている解約関連のページが2つとも404

東の公式サイトマップ(https://flets.com/sitemap.xml・3,733件)を調べたところ、次の2つのURLが載っているのに、アクセスすると404(ページが見つかりません)でした(2026年9月18日確認)。

  • https://flets.com/support/flets-hikari/cancel/discount_contract.pdf — 解約ページと同じフォルダにある、ファイル名からは割引契約に関する資料と読めるPDF
  • https://flets.com/ninenwari/index.html — 「にねん割」のページ。「にねん割」は初期契約解除のページに提供終了の案内があります

解約金の金額が東の公式ページで見つからないことと関係があるのかは分かりません。ここでは「サイトマップに載っているが開けないURLが2つある」という事実だけをお伝えします。解約金の有無は、電話(0120-116116)かマイページで確認するのが確実です。

💰 結局いくらかかるのか

① 撤去工事費(2026年4月1日の解約申し込み分から)

東の表現はこうです。

フレッツ光などの解約時において、お客さまのご要望・物件都合により、工事担当者が訪問する「派遣工事」を実施する場合に限り、以下の通りご負担いただきます。なお、引込線等の通信設備を残置いただき、お客さまご自身でレンタル機器をご返却いただく、工事担当者が訪問しない「無派遣工事」については、これまで同様、無料といたします。

NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」https://flets.com/koujihi2025/(2026年9月18日確認)

西も同じ趣旨ですが、言葉づかいが少し違います。「フレッツ光などの解約時において、お客さまのご要望・物件都合により工事担当者がお伺いする「派遣工事」の場合に限り、以下の通り撤去工事費をご負担いただきます。」「なお、工事担当者がお伺いしない「無派遣工事」については、これまで同様、無料といたします。」(東は「訪問する」、西は「お伺いする」です)。

区分NTT東日本
公式サイトから申込
NTT東日本
それ以外から申込
NTT西日本
公式サイトから申込
NTT西日本
それ以外から申込
戸建て・派遣工事13,200円2026年4月1日〜6月30日:13,200円
2026年7月1日〜:14,300円
20,900円2026年6月30日以前:20,900円
2026年7月1日以降:22,000円
集合住宅・派遣工事11,000円2026年4月1日〜6月30日:11,000円
2026年7月1日〜:12,100円
14,300円2026年6月30日以前:14,300円
2026年7月1日以降:15,400円
無派遣工事無料無料無料無料
2026年3月31日まで無料無料無料無料

東の注記には「基本工事費8,250円を含みます。」「土日休日・年末年始(12月29日~1月3日)に工事を実施する場合は、上記に加え加算額として3,300円(税込)がかかります。」とあります。平日に工事日を入れれば3,300円を避けられます。ひかり電話ネクスト・光回線電話にも同じ額の表があります(西の光回線電話は2026年7月1日以降も20,900円/14,300円のまま据え置きです)。

適用の開始時期は、東が「2026年4月1日(水)解約お申し込み分より適用」、西が「【適用開始日】2026年4月1日以降の解約お申し込み分より適用」です。基準は工事の日ではなく「解約を申し込んだ日」です。ただし西のページは、本文では「解約お申し込み分」と書いているのに、表の見出しは「改定後※1※2(2026年4月1日以降のお申し込み分)」で「解約」の2文字がありません。何の申し込みを指すのかが本文と表でそろっていないので、読むときは本文のほうを見てください。

② 無料にする方法=無派遣工事を選ぶ

東西とも、よくあるご質問で「無料で解約するには」に直接答えています。

解約時に工事担当者がお伺いしない無派遣工事となる場合、工事費は無料となりますので、解約時に無派遣工事を選択願います。

NTT東日本公式「各種工事費の新設および改定について」よくあるご質問「無料で解約するにはどうすればよいですか?」https://flets.com/koujihi2025/(2026年9月18日確認)

西も「お客さまのご要望・物件都合により工事担当者がお伺いする「派遣工事」ではなく、工事担当者がお伺いしない「無派遣工事」を選択いただければ、これまで同様、無料となります。」と答えています。無派遣工事の中身は、東が「工事担当者がお客さま宅内に訪問することなく、お客さまご自身でONU(回線終端装置)やホームゲートウェイなど、当社がレンタル提供している通信機器をご返却いただく対応となります。」、西が「工事担当者がお客さま宅内にお伺いせず、お客さまご自身でONU(回線終端装置)やホームゲートウェイなどの当社がレンタル提供している通信機器を当社までご郵送いただく対応となります。」です。

ただし、必ず無派遣にできるとは限りません。東の解約ページには「光コンセント…が設置済みであり、お客さまご自身で、回線終端装置…などのレンタル機器を取り外しいただくことで、お客さま宅内にお伺いせず、工事が実施できる場合があります。」とあり、さらに次の注記があります。

集合住宅にお住まいで部屋番号がない、戸建てにお住まいで住所の特定ができない場合など、お客さまの状況によっては、お客さま宅に伺い、工事を実施いたします。

NTT東日本公式「フレッツ光(インターネット接続サービス)の解約手続き」https://flets.com/support/flets-hikari/cancel/index.html(2026年9月18日確認)

「こうすれば確実に無派遣にできる」という条件は、東西とも公式ページには書かれていませんでした〔未確認〕。申し込みのときに無派遣を希望し、確認の連絡で派遣になると言われたら、その理由と金額を聞いてください。

③ 撤去工事費がかからない4つの場合

派遣工事でも撤去工事費が不要になる場合が、東西とも同じ4つ挙げられています。

  • 会社側の都合で「派遣工事」となる場合
  • シェアドアクセス事業者への移行にともない、サービスの解約を同日に行い、利用中の設備を再利用する場合
  • IRUエリアで対象サービスを利用している場合(自治体が整備した光回線等の設備を活用して提供している地域)
  • 移転・プラン変更などによりサービスの利用を継続する場合

4つめが実用的です。引っ越し先でもフレッツ光を使い続けるなら、それは「解約」ではなく「移転」なので、撤去工事費はかかりません。東の移転のページによると、移転の工事費(屋内配線新設)は22,000円(NTT東日本のホームページから申し込んだ場合)/23,100円(それ以外)です。

④ 初期工事費の分割が残っていると、残額を一括で払う

これは東西とも同じです。東は「「初期工事費」の分割払いの途中でフレッツ光を解約される場合、初期工事費の残額を一括でお支払いただきます。」(原文のまま)、西は「「初期工事費」の分割払い途中で解約の場合、残額は一括でお支払いいただきます。」です。

東の解約ページは、確かめ方も書いています。「分割払いの途中かどうかについてはお手元の請求書でご確認ください。分割払いをご選択のお客さまで未請求がある場合は、(分割請求分)と表示されています。」とあり、記載例として「「フレッツ工事料(分割請求分)●●●● ●回目の請求です。(全●●回、本請求を除き、残額●●●●●円)」」が示されています。請求書のこの行に「残額」が書いてあります。

なお、この工事費の残りは初期契約解除を使っても免除されません。東の特設ページは「新規契約または契約内容変更にかかる工事費(分割払いの残債含む)などは初期契約解除制度の対象外です。」、西も「新規・移転工事費(分割払いの残債含む)などは初期契約解除制度の対象外です。」としています。

⑤ 解約金(割引サービスを使っている人)

西は金額が公開されています。

  • 光はじめ割クロス:「割引適用期間の満了月とその翌月、翌々月以外に解約される場合は解約金(4,180円)が必要です。」
  • 光はじめ割ネクスト:「ご利用開始月を1ヵ月目として24ヵ月目の末日までに解約される場合は解約金(戸建て:4,400円 集合住宅:2,200円)が必要です。ただし、24ヵ月目の末日に解約される場合は解約金は発生しません。」
  • ホームゲートウェイ(レンタル)の低価格プラン:利用開始月から24ヵ月目の末日までに解約すると2,200円。ただし「「フレッツ光」および「コラボ光」の解約と同時に「ホームゲートウェイ」レンタルを解約する場合…については本解約金はかかりません。」

⚠️ 4,180円という数字の取り違えに注意してください。西の「プラン比較」のページでは、4,180円が「割引適用後の月額料金(1・2年目)」としても出てきます。同じページの中に、月額4,180円と解約金4,180円という別のものが並んでいます。解約金の4,180円は「光はじめ割クロス」(フレッツ 光クロス向けの割引)のものです。

自分に解約金がかかるかは「満了月」で決まります。西は確認方法を3つ案内しています。①マイページ(ログイン後のトップページで割引契約更新月を確認)②請求書/Myビリング(「割引適用期間の満了月の3ヵ月前の利用料から2ヵ月間、請求書にお知らせ文言を記載します。」)③お知らせハガキ(満了の約2ヵ月前に送付)。なお同じページには「「光はじめ割ネクスト」(料金サービス)は2026年9月30日に新規お申し込み受付を終了します。」とも書かれています(2026年7月時点の情報、と注記あり)。

光コラボに転用する場合は、西は解約金を請求しません。よくあるご質問は「期間拘束型割引サービスをご利用中のお客さまが、光コラボレーション事業者さまが提供するサービスへ転用した際は解約金を請求いたしません。」、別のFAQも「通常解約金が必要な割引サービスであっても、「フレッツ光」から「コラボ光」へ転用する場合、解約金は不要です。」としています。ただし転用は「やめる」のではなく契約先が変わるだけで、月額料金は光コラボ事業者のものになります。

は、上の【🔑④】のとおり、確認したページに解約金の金額がありませんでした〔未確認〕。

もう1つ、西のよくあるご質問には「「フレッツ光」や電話サービスの各種オプションサービスの解約に費用はかかりません(「ホームゲートウェイ」の低価格プラン※を除く)。」という記述があります。これは「オプションサービスの解約金」の話で、撤去工事費のことではありません。同じ西の公式サイトが、別のページで最大22,000円の撤去工事費を案内しています。読み違えないでください。

(NTT西日本公式「プラン比較」「光はじめ割クロス」「光はじめ割ネクスト」「満了月のご確認方法」よくあるご質問 No.11774No.13140No.10202No.7311・2026年9月18日確認)

⑥ 最後の月の料金(西は日割り。ただし例外あり)

西は、よくあるご質問ではっきり答えています。

「フレッツ光」や「オプションサービス」は月途中でもご解約いただけます。なお、月途中に解約された場合の月額利用料は基本的には日割計算となります。

NTT西日本公式「フレッツ光よくあるご質問」No.12286https://qa.flets-w.com/faq/show/12286(2026年9月18日確認)

「基本的には」という限定が付いています。続けて「ただし、以下のサービス等については月途中にご解約の場合でも、日割計算となりませんのでご注意ください。」とあり、「ひかり電話A(エース)/あんしんプラン/もっとあんしんプラン」(一部の料金)と「フレッツ・テレビ」(テレビ視聴サービス利用料)が挙げられています。これらを使っている人は、月の途中で解約しても1か月分かかります。

東は、利用者向けに日割りを説明したページを見つけられませんでした〔未確認〕。ただし東の「IP通信網サービス契約約款」の料金表 通則には「当社は、次の場合が生じたときは、利用料金をその利用日数に応じて日割します。」とあり、その⑵に「料金月の初日以外の日に契約の解除又は付加機能若しくは端末設備の廃止等があったとき。」が挙がっています(東は37ページ、西は33ページに同じ文があります)。約款上は東も日割りです。

あわせて、東の「締め日」「解約日の決め方」(何日までに申し込めば当月末になるのか)を説明した公式ページも見つけられませんでした〔未確認〕。東の解約手続きでは「インターネットを利用する最終希望日」を自分で指定する形になっています。

⑦ レンタル機器の返却

  • :無派遣工事の場合、返却キットが届きます。「お客さまにて取り外し、梱包の上、返却ください。」届く時期は「インターネットを利用する最終希望日の前後2-3日にキットが届きます」。返却キットをなくした場合の再送付の手続きもページから案内されています。
  • 西:「ご解約、他社への移行・転居などにともなう機器の返却は、お手続き後に送付いたします「レンタル通信機器ご返却(回収)キット」をご利用ください。」そして「回収袋(機器返却袋)を用いた返却にかかる送料はNTT西日本にて負担いたします。」返す機器は、回収袋に貼ってある「ゆうパック伝票」の「ご返却商品リスト」に書かれています。

返さなかった場合にいくら請求されるのかは、東西とも金額を見つけられませんでした〔未確認〕。探したのは、東西の解約ページ、返却に関するよくあるご質問、両社の「IP通信網サービス契約約款」(「撤去」「損害」で検索)です。機器は早めに返してください。

📞 手続きの進め方

NTT東日本:Webで申し込み、連絡が来るまで終わっていない

東の解約ページは、5つのステップを案内しています。

  1. Webから申し込み(「申し込みフォーム入力完了時点では手続きは終了しておりません。」)
  2. 確認の連絡:「お客さまの契約内容を確認後、申し込み内容で手続きができない場合は、必ずお電話またはメールでご連絡します。」
  3. レンタル機器の返送:返却キットが届く
  4. フレッツ光の撤去工事:「お客さまが希望された工事日または、確認の連絡で決定したお日にちで、工事を実施いたします。」
  5. 解約の完了:「解約完了の連絡は行っておりません。」(原文はこのあと「④までの対応をもって解約が完了になります。」と続きます)

いちばん大事なのは2つめです。

手続き完了後は、担当者より電話またはメールでお知らせします。この連絡を受け取るまで、手続きは完了していませんのでご注意ください。

NTT東日本公式「フレッツ光(インターネット接続サービス)の解約手続き」(原文はこのあとに脚注記号※1※2が付きます)https://flets.com/support/flets-hikari/cancel/index.html(2026年9月18日確認)

Webフォームを送信しただけでは終わりません。連絡が来るまで待ち、来ない場合は0120-116116に確認してください。申し込みに必要な情報は6つです。

  • お客さまID(「フレッツ光契約時にお送りした「開通のご案内」または「料金請求書」に記載されています。」)
  • インターネットを利用する最終希望日
  • 現在の利用中の住所
  • 契約名義
  • フレッツ光の撤去工事希望日
  • (引越しを伴う場合)引越し先の住所

解約ページには、ほかにも大事な注意があります。ひかり電話の番号を残したい人は順番が決まっています。「現在のひかり電話番号を、フレッツ光の解約後も光コラボレーション事業者等のサービスで継続利用される場合は、先に事業者へご連絡いただき「電話番号の継続利用手続き」を行ってください。」先に事業者、あとでフレッツ光の解約です。また「フレッツ光の解約に伴い、ご契約いただいているフレッツ光の付加サービス(ひかり電話、フレッツ・テレビ等の映像系サービス等)もご解約となります。」「他社サービスの解約につきましては、お客さまにて別途お申し込みお手続きが必要となります。」ともあります。プロバイダーの契約は自分で別に解約が必要です。

「フレッツ 光25G」を使っている人は窓口が別で、「フレッツ 光25Gの解約をご希望のお客さまは、ご契約時に配布の「重要事項説明書」に記載されているお問い合わせ先までご連絡ください。」とされています。

NTT西日本:サービスごとに受付ページが分かれている

西は、まず入口を間違えないことが大事です。よくあるご質問は「ご解約手続きについては、サービスごとに受付ページが異なります。」として、「加入電話」「INSネット」/そのオプションサービス/フレッツ光/「ひかり電話ネクスト」/フレッツ光のオプションサービス全般、と受付ページを分けています。フレッツ光の解約は「解約をご検討中の方へ」(https://flets-w.com/user/confirm/)の「解約手続きへ進む」ボタンから進みます(ボタンの先の申し込み画面は、申し込み導線のため当編集部では開いていません〔未確認〕)。

必要な書類について、よくあるご質問は「契約者ご本人さまが解約手続きをされる場合は、必要な書類はありません。」「解約はWebから受け付けております。」としています。ただし「契約者ご本人さま以外(代理人)からのお申し出の場合は、委任状ならびに本人性確認のための公的証明書が必要となる場合があります。」

「解約をご検討中の方へ」のページには、手続きの前に確認することが4つ挙げられています。

  • オプションサービス:「ひかり電話ネクストのオプションサービス(フレッツ・テレビなど)はひかり電話ネクストと同時に解約となります。」「ひかり電話の電話番号を継続して利用いただくには、NTT西日本の加入電話への変更が必要です(別途工事費が必要です)。」この直後に例外があります:「ただし、ひかり電話専用番号をご利用の場合、同じ番号で加入電話に変更することはできません。」
  • 複数回線:「継続利用される回線を誤って解約手続きされないようご確認をお願いします。」
  • 分割払い残額:「「初期工事費」の分割払い途中で解約の場合、残額は一括でお支払いいただきます。」
  • レンタル機器:「工事担当者がお伺いしない場合、端末返却用回収キットをお送りしますので、ご返送をお願いします。」

電話で相談したい場合、西のよくあるご質問は窓口を 0120-116116 とし、受付時間をこう書いています。

受付時間:午前9時~午後5時 土日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く

NTT西日本公式「フレッツ光など解約時に派遣工事を行った際の撤去工事費の新設について」よくあるご質問https://flets-w.com/topics/2025/kaiyaku_kouji/(2026年9月18日確認)

同じ答えに「東日本エリアから発信の場合は「0800-2002116」へお願いいたします。」という案内もあります。引っ越しなどで東日本エリアにいるけれど西日本の契約を解約したい、という人はこちらです。

解約せずに止める「一時中断」は、東西どちらにもある

長期の出張や入院などで一時的に使わないだけなら、解約ではなく一時中断という選択肢があります。東西どちらにもあります。

  • :「フレッツ光の各種お手続き一覧」に「一時中断」と「利用再開」の申し込み口があり、説明は「回線の利用を一定期間停止できます(毎月の利用料金は継続して発生します)。」「一時中断していた回線の利用を再開できます。」
  • 西:よくあるご質問が「「フレッツ光」の利用を一時中断する場合は、こちらからお問い合わせください。」とし、注記に「一時中断中も手続き前と同額の月額利用料が必要です。」「一時中断時および再開時には工事費が発生します。」とあります。

どちらも「月額料金はかかり続ける」点が共通です。料金を止めたいなら一時中断は向きません。工事費は、両社の約款の「⑵ 利用の一時中断に関する工事」に、基本工事費3,000円(税込3,300円)+交換機等工事費1,100円(税込)とあり、再開の工事も同額とされています。東の利用者向けページに一時中断の工事費が書かれているかは見つけられませんでした〔未確認〕。

(NTT東日本公式「フレッツ光の各種お手続き一覧」NTT西日本公式 よくあるご質問 No.7348No.10175No.9265・2026年9月18日確認)

⚖️ 法律上の位置づけ

フレッツ光は電気通信サービスなので、電気通信事業法の消費者保護ルールが当てはまります。2022年7月1日から見直しがあり、総務省の資料には「災害やシステムトラブルなど予見しがたい突発的な事象が発生した場合を除き、電気通信事業者(その代理店も含む。)は、電気通信サービス(法人契約を除く。)を遅滞なく解約できるようにするための適切な措置を講じることが義務化されました。」とあります。措置の例には「ウェブで解約できるようにすること。」「解約の予約を行うこと。」、禁止される行為の例には「利用者が望まない引き止めを行うなど、利用者の意に反して解約を遅延させること。」が挙げられています。

また、2022年7月1日以降に結ばれた契約(法人契約を除く)では、解約時に請求できる違約金はサービスの月額料金が上限とされました。ただし「2022年6月30日までに締結された契約や、その契約の更新契約、その契約の提供条件の範囲内で変更された契約、その契約の軽微な変更契約を除きます。」とされています。

注意したいのは、撤去工事費はこの「違約金」ではないことです。撤去工事費は工事の対価として約款に定められた工事費で、両社の約款の「工事に関する費用」の中に置かれています。月額料金の上限の話とは別の枠組みです。

初期契約解除も法律上の制度です。西のよくあるご質問は次のように説明しています。

初期契約解除制度とは、FTTHアクセスサービス(弊社では「フレッツ 光ネクスト」などが該当)の新規お申し込みなどの契約成立後、契約書面(弊社では「開通のご案内」と表現)の受領日を初日とした8日が経過するまでの間は、弊社の合意なく、お客さまの通知により契約解除できる制度です。

NTT西日本公式「フレッツ光よくあるご質問」No.12381https://qa.flets-w.com/faq/show/12381(2026年9月18日確認)

東も同じ8日の期限で、「初期契約解除のお申し込みが可能となるのは「開通のご案内」の到着日から8日以内です。」としています。ただし、すべてが無料になる制度ではありません。東は「フレッツ光の契約料、サービスのご提供に伴って発生した工事費用、初期契約解除までにご利用いただいたフレッツ光とアプリケーションサービスの利用料金をお支払い頂く必要があります。」(原文のまま)と書いています。東の手続きは、書面(初期契約解除申込書)を作って初期契約解除受付センタへ郵送する方式です。

やっておくべきこと:記録を残す

  • 解約を申し込んだ日時と、Web申し込みの完了画面のスクリーンショット(撤去工事費は「解約を申し込んだ日」で決まるため)
  • 公式サイトから申し込んだことが分かる記録(1,100円の差が出るため)
  • 確認の連絡(電話・メール)の日時、担当者名、案内された工事日と金額
  • 無派遣か派遣かの案内と、派遣になる場合はその理由
  • 請求書の「(分割請求分)」の行(初期工事費の残額)
  • レンタル機器を送った控え(伝票番号)

それでも話が進まないときは、消費者庁の案内にあるとおり「困ったときは、一人で悩まずに、「消費者ホットライン」188にご相談ください。」(局番なし)(総務省 消費者保護ルールの見直し(2022年7月1日施行)の説明資料(PDF)総務省 電気通信消費者情報コーナー 消費者保護ルール消費者庁 消費者ホットライン・2026年9月18日確認)。

📗 これから契約する人へ

契約前に「やめ方」を調べるのは、とても良い進め方です。フレッツ光について、先に知っておくと安心なことは3つです。

1. 2026年4月1日から、やめるときにお金がかかるようになりました。これまで無料だった解約時の工事費が、派遣工事だと東で13,200円、西で20,900円(戸建て・税込)です。無派遣工事なら無料ですが、無派遣にできるかは住居の状況によります。

2. 初期工事費を分割で払うと、途中でやめたときに残額が一括で来ます。東で屋内配線を新設する標準的な工事費は22,000円です。分割回数と残額は、請求書の「(分割請求分)」の行で確認できます。

3. 割引サービスは「満了月」を覚えておきます。西の「光はじめ割クロス」「光はじめ割ネクスト」は、満了月とその翌月・翌々月以外に解約すると解約金がかかります。満了月はマイページ・請求書・お知らせハガキで分かります。

あわせて覚えておくとよいこと

  • 申し込みも解約も公式サイトから(工事費が1,100円変わることがある)
  • 引っ越し先でも使うなら「解約」ではなく「移転」=撤去工事費はかからない
  • 光コラボ(ドコモ光など)に転用すると、NTTとの契約は終わり、以後の窓口はその事業者になる
  • 工事日は平日に(土日休日・年末年始は加算額3,300円)

「やめやすさ」で回線を選びたい人へ

「やめやすさ」で選ぶ光回線7社比較の記事はこちら

🧭 解約後の乗り換え先を選ぶなら

本セクションはプロモーションを含みます(PR)。

「撤去工事費や初期工事費の残額が心配で動けない」という方向けに、乗り換え先の候補を3つ紹介します。

GMOとくとくBB光(とくとくBB光)

乗り換え前に発生した解約違約金・撤去費用は、証明書を提出するとキャッシュバックとして還元される公式制度があります(申請期限あり)。まずは月額料金や現在のキャンペーンをご確認ください。

GMOとくとくBB光(とくとくBB光)の詳細を見る(PR)

BIGLOBE光

契約期間の定めがあるプランですが、契約満了月とその翌々月までに解約すれば違約金はかかりません。まずは月額料金や現在のキャンペーンをご確認ください。

BIGLOBE光の詳細を見る(PR)

おてがる光

契約期間の縛りがないとされる光回線です(最終的な条件はご自身でも公式サイトをご確認ください)。工事費を分割払い中に解約すると残債が一括請求される点は他社と共通です。

おてがる光の詳細を見る(PR)

※ 還元条件・キャンペーン内容は変更される場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。これらはいずれも「光コラボ」にあたるサービスで、フレッツ光の回線を使って各社が提供しています。光コラボへ切り替える場合は「転用」となり、NTTのフレッツ光は解約になります(西は転用なら割引サービスの解約金を請求しないとしています)。撤去工事費がかかるかどうかは切り替えの形によって変わるため、申し込み前に切り替え先の事業者とNTTの両方に確認してください。

よくある質問

Q. ドコモ光を使っています。NTTに電話すれば解約できますか?

A. できません。NTT東日本の解約ページは「コラボ光(例:ドコモ光・BIGLOBE光など)をご契約中のお客さまは弊社での解約手続きが出来ません。」「ご契約の光コラボレーション事業者さまへお問い合わせ・お手続きをお願いいたします。」としています。ドコモ光・ソフトバンク光・BIGLOBE光などは、回線こそフレッツ光ですが契約の相手はその事業者です。手続きも解約金も、その事業者の条件に従います。

Q. 解約の撤去工事費を無料にする方法はありますか?

A. 無派遣工事を選ぶことです。東は「解約時に工事担当者がお伺いしない無派遣工事となる場合、工事費は無料となりますので、解約時に無派遣工事を選択願います。」、西も無派遣工事なら「これまで同様、無料となります。」としています。ただし集合住宅で部屋番号がない場合など、状況によっては派遣工事になります。また、引っ越し先でも使い続ける「移転」なら撤去工事費はかかりません。

Q. 同じフレッツ光なのに、なぜ東日本と西日本で工事費が違うのですか?

A. NTT東日本とNTT西日本は別の会社で、それぞれ別の契約約款を持っているためです。約款の「引込線等撤去工事費」は、東が税込4,950円/2,750円、西が税込12,650円/6,050円で、西が東の約2.5倍です。これに基本工事費8,250円が加わって、戸建てで東13,200円・西20,900円になります。住んでいる地域は選べないので、自分がどちらのエリアかを先に確かめてください(東日本エリアは北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・新潟)。

Q. 月の途中で解約すると、その月の料金はどうなりますか?

A. 西は「月途中に解約された場合の月額利用料は基本的には日割計算となります。」としています。ただし「ひかり電話A(エース)/あんしんプラン/もっとあんしんプラン」の一部の料金と「フレッツ・テレビ」のテレビ視聴サービス利用料は日割りになりません。東は利用者向けの説明ページを見つけられませんでしたが〔未確認〕、約款には「料金月の初日以外の日に契約の解除…があったとき。」に日割りする旨の規定があります。

Q. 解約を申し込んだあと、取り消せますか?

A. 東の解約ページには、申し込み後の取り消しについての記載を見つけられませんでした〔未確認〕。ただし東の初期契約解除のページには「工事実施前までのお申し込みの取消を希望される場合、ご契約内容についてご不明な点がある場合は、お申し込みいただいた際の営業担当者(弊社または弊社販売代理店等)までご連絡ください。」という案内があります(これは新規契約の取消についての案内です)。解約を取りやめたい場合は、確認の連絡が来た時点で担当者に伝えるか、0120-116116へ早めに連絡してください。

出典一覧

本記事は上記の一次情報にもとづいて作成しています。工事費・解約金・受付時間・適用開始日は変更されることがあるため、手続きの前にNTT東日本・NTT西日本の公式サイトで最新の内容をご確認ください。記載に誤りを見つけた場合は、訂正・お詫びページに記録します。

この記事を書いた人たち

解約ナビ「ヤメプロ」編集部。解約・退会の手順を、事業者の公式ページと法令の条文にあたって確認し、出典と確認日を付けて公開しています。他社の解約まとめ記事は情報源にしません。誤りが見つかった場合は黙って書き換えず、訂正・お詫びページに記録します。運営者情報 ›

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