コスモウォーターの解約方法|33,000円と未返却リスク

この記事は2026年9月6日に各社の公式ページを確認して作成しました。手順や金額は変更されることがあるため、お手続きの前に公式ページで最新の内容をご確認ください。
文=仁藤 律(解約ナビ 運営者

コスモウォーターは、サーバーのレンタル料も水の送料も無料で使えるウォーターサーバーです。ただし「無料」なのは使っている間の話で、やめるときの条件は契約から何年経ったかによって大きく変わります。しかも解約後にサーバーを返しそびれると、費用が止まりません。

結論から言うと・・・

解約方法

コスモウォーターの解約はお客様サービスセンター(0120-1132-99)への電話のみ。受付は月~金曜の9:00~18:00です。Webフォームやマイページからの解約受付はありません。規定利用期間(smartプラスは2年/smartプラスNextは3年)の満了前にやめる場合は、サーバー引取手数料33,000円(税込)がかかります。

ヤクちゃん

配送のお休みはマイページでできたのに、解約だけ電話なんですか?

カイくん

そうなんです。定期配送の一時停止はマイページからでき、電話窓口も毎日9:00~18:00で開いています。でも解約は電話だけで、しかも平日しか受け付けていません。この「入口は広く、出口は狭い」差が最初の関門です。

この記事は、コスモウォーターをやめたい人・解約にいくらかかるか事前に知りたい人・ショッピングモールの催事ブースなどで申し込んだけれど契約内容に不安がある人に向けて、公式の会員規約・特定商取引法に基づく表示・料金ページ・FAQと、消費者庁の公式情報だけを根拠にまとめたものです。

目次

結論:解約は電話のみ。「2~3年の縛り」と「33,000円」、そして返却が三大ポイント

まず全体像を早見表で確認してください。金額はすべて税込です。

項目内容
解約の窓口お客様サービスセンター 0120-1132-99(電話のみ)
受付時間9:00~18:00/月~金曜のみ(年末年始休み)
Web・マイページ解約不可(配送の一時停止のみマイページで可能)
規定利用期間smartプラス系:2年/smartプラスNext系:3年
期間内の解約サーバー引取手数料 33,000円
期間内に別機種へ変更交換手数料ではなくサーバー引取手数料 33,000円
期間満了後の解約引取手数料・交換手数料ともに発生しない(交換で新機種を選ぶと出荷手数料は別途)
サーバーレンタル料無料(全機種)
初回の出荷手数料smartプラスNext 2,200円/smartプラスにゃんモデル 3,300円/smartプラスNextにゃんモデル 4,400円(北海道はいずれも1,100円増)
サーバー返却契約終了後ただちに返却。未返却だと月880円が発生し続ける
返却の見込みなしと判断された場合サーバー本体代金 54,780円を請求
空ボトルの返却不要(ワンウェイ方式・自宅で処分)
水の最低注文月2本(12L×2本=24L)から。公式の目安は月々4,320円〜
解約月の日割り〔未確認〕(公式に記載なし。レンタル料自体が無料)

規定利用期間は機種ごとに違います。ここを間違えると数万円ずれるので、自分のサーバーの機種名を確認してから読んでください。

機種規定利用期間サーバー引取手数料サーバー交換手数料
smartプラス/smartプラスにゃんモデル2年33,000円9,900円
smartプラスNext/smartプラスNextにゃんモデル3年33,000円11,000円

交換手数料9,900円/11,000円で済むのは「同じ機種」への交換だけです。規約第6条第5項(1)は「異なる機種へ変更(別の商品名のサーバーに変更)する場合」もサーバー引取手数料(33,000円)の対象と定めています。特定商取引法に基づく表示にも「一旦サーバータイプ変更された後、規定利用期間満了前の別タイプへの再変更も同様にサーバー引取手数料を別途ご負担いただきます。同一タイプへの再変更の場合は、サーバー交換手数料を別途ご負担いただきます」とあります。期間内にsmartプラスからNextへ乗り換えると、9,900円ではなく33,000円です(コスモウォーター ご利用規約 第6条第5項(1)・2026年9月6日確認/コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認)。

なお、根拠のありかは機種によって違います。会員規約(【令和8年8月3日改定】版)の第6条第5項(5)「サーバーの種類」に載っているのは「らく楽smartプラス」の1件だけで、「規定利用期間:2年」「サーバー引取手数料:30,000円(税込33,000円)」「サーバー交換手数料:9,000円(税込9,900円)」と定められています。smartプラスNextの「3年」「交換手数料11,000円」は、この規約の機種一覧には書かれていません。Nextの条件が確認できるのは、解約・変更ページと特定商取引法に基づく表示のほうです。Nextを使っている人は、規約だけを見て「2年で満了する」と誤解しないでください(コスモウォーター ご利用規約 第6条・2026年9月6日確認/コスモウォーター 解約・変更・2026年9月6日確認/コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認)。

🔑 発見

規約を読み込んで、解約前に知っておかないと損をする点が3つ見つかりました。どれも「解約金33,000円」の陰に隠れがちな条文です。

①解約した後も、サーバーを返すまで月880円が発生し続ける。規約第6条第8項は、契約終了後は「直ちにサーバーを本部に返却するものとし、本部において返却が確認できない場合、第6条第2項の休止手数料が発生いたします」と定めています。第6条第2項の休止手数料は「1台につき、月額800円(税込880円)」。つまり解約手続きを終えても、サーバーが手元にある限り課金が止まりません。さらに「サーバー返却の見込みがないと本部が判断した場合、サーバー本体代金として49,800円(税込54,780円)を請求いたします」とも書かれています(コスモウォーター ご利用規約 第6条第8項・2026年9月6日確認)。

②同じ機種に交換すると、2年(3年)の縛りが最初からやり直しになる。規約第6条第5項(4)は「ご契約者様のご都合により現在ご利用のサーバーの同機種交換(カラー変更有無は問わない)を行った場合、規定利用期間満了の前後を問わず、交換後の到着予定日より新たに規定利用期間が開始されます」と定めています。色を変えたいだけの交換でもカウントがリセットされるということです。ただし「本部都合による交換の場合、交換前の規定利用期間を適用する」とされているため、故障などメーカー側の事情による交換ではリセットされません。

気をつけたいのは、この条文が公式の案内とちょうど裏表になっている点です。解約・変更ページには「規定利用期間満了のお客様には無料でウォーターサーバーの交換を承っております」と書かれており、2年(3年)を勤め上げた人ほど交換を勧められます。ところが規約は「規定利用期間満了の前後を問わず」リセットすると定めているので、勧められるまま同機種に交換すると、そこからまた2年(3年)の縛りが始まります。同ページには「※一部の限定ウォーターサーバーに交換する場合は、所定の出荷手数料または限定カラー料金が別途かかります」という注記もあります。やめる予定があるなら、満了後の交換は受けないほうが身軽です(コスモウォーター ご利用規約 第6条第5項(4)・2026年9月6日確認/コスモウォーター 解約・変更・2026年9月6日確認)。

③サーバーの受け取りを拒否すると、それだけで解約扱いになり33,000円がかかる。規約第6条第3項は「サーバーを受取拒否された場合(長期不在で受け取りできない場合を含む)には、ご契約者様からの本サービスの解約の申し出とみなし、(中略)サーバー引取手数料をお支払いいただきます」と定めています。「長期不在で受け取りできない場合を含む」と明記されている点に注意してください。なお水(本商品)のほうを受取拒否した場合は「再配送手数料として、1セットあたり1,000円(税込1,100円)」です(コスモウォーター ご利用規約 第6条第3項・2026年9月6日確認)。

長期の出張や入院、実家への里帰りなどで家を空けるなら、対策は2つあります。ひとつは配送を止めておくこと。もうひとつは、解約・変更ページで案内されている「エコ配達」を使うことです。公式には「ご不在時に、ご指定の場所に商品をお届けする『エコ配達』をご利用いただけます。お客様の再配達による手間を減らし、よりスムーズにお荷物をお受け取りいただけます」と書かれています。受け取れない状態を放置しないことが、そのまま33,000円を回避することにつながります(コスモウォーター 解約・変更・2026年9月6日確認)。

💰 結局いくらかかるのか

規定利用期間の途中で解約した場合

サーバー引取手数料33,000円(税込)です。規約第6条第5項(1)は「現在ご利用のサーバーの規定利用期間(本項第3号参照)満了前に、本サービスを解約される場合(理由は問いません)」とわざわざ書いており、引っ越しや体調など事情があっても免除される規定は見当たりませんでした。この手数料には「メンテナンス料、事務手数料等」が含まれるとされています(コスモウォーター ご利用規約 第6条第5項(1)・2026年9月6日確認)。

起算日は契約日でも設置日でもありません。ただし公式の中で書き方が2通りに割れています。規約第6条第5項(3)は「ご契約者様のもとにサーバーが到着する予定日以後の一定期間」、解約・変更ページの表は「お届け日から2年」「お届け日から3年」。到着予定日と実際のお届け日がずれた場合にどちらで数えるかは公式に説明がなく〔未確認〕です。満了ぎりぎりで解約するつもりなら、自分の契約の満了日を電話で確認してから動いてください(コスモウォーター ご利用規約 第6条第5項(3)・2026年9月6日確認/コスモウォーター 解約・変更・2026年9月6日確認)。

規定利用期間が終わってから解約した場合

「規定利用期間満了後は、当該サーバーについて引取手数料、交換手数料共に発生いたしません」と規約に明記されています(第6条第5項(4))。2年(Nextは3年)を超えていれば、解約そのものの費用は0円です。ただしサーバーの回収時に配送料などが別途かかるかどうかは公式ページに記載がなく〔未確認〕です。電話をかけた際に確認してください。なお0円なのは「やめる」場合で、満了後に新しい機種へ交換すると出荷手数料(Nextなら2,200円)が別途かかります(コスモウォーター ご利用規約 第6条第5項(4)・2026年9月6日確認/コスモウォーター 料金・2026年9月6日確認)。

サーバーが届く前にやめたい場合

申し込んだけれど届く前に気が変わった、というケースは規約第6条第4項に別枠で定められています。タイミングで金額が3段階に変わります。

連絡したタイミング費用(税込)
初回サーバーお届け予定日の7日前までに連絡0円
7日前を経過してからお届け予定日の前日まで事務手数料 7,700円(お届け先が北海道の場合11,000円)
初回サーバーお届け予定日以降サーバー引取手数料 33,000円

規約には「初回のサーバーお届け予定日の7日前(年末年始・GW・お盆等は別に定めます)までにコスモウォーターお客様サービスセンターにご連絡ください。7日前経過以降お届け予定日前日までは、事務手数料として、7,000円(税込7,700円)、お届け先が北海道の場合10,000円(税込11,000円)をお支払いいただきます」とあります。大型連休をはさむと期限が前倒しになる可能性があり、ちょうど7日前の当日に連絡した場合の扱いも読み手で割れるところです。境目に当たりそうなら、電話口で日付の数え方を確認してください。申し込みを取りやめるなら、迷っている段階で早めに電話するのが一番安く済みます。(コスモウォーター ご利用規約 第6条第4項・2026年9月6日確認)

サーバーを返さなかった場合

前述のとおり、返却が確認できない間は月880円、返却の見込みがないと判断されれば本体代金54,780円です。規定利用期間内の解約で引取手数料33,000円がかかり、そのうえサーバーを返さずに本体代金を請求された場合、単純に足すと87,780円です。ただし規約には、この2つを合算するとも、一方を免除するとも書かれていません〔未確認〕。さらに返却が確認されるまでの月880円は別に積み上がるので、87,780円は上限でも下限でもありません。金額の内訳を気にするより、返却を早く終わらせるほうが確実です。解約の電話をしたら、返却方法の案内を最後まで聞いて、その場で回収日まで決めてしまうのが安全です。FAQでも「ウォーターサーバーの返却方法等をご案内いたします」と案内されています(コスモウォーター よくあるご質問「解約をする場合はどのようにすればいいですか?」・2026年9月6日確認)。

なお、返却する必要のないものを送ってしまうと戻ってきません。規約第6条第9項は「返却義務のない物品を本部に送付された場合、ご契約者様は当該物品につき権利の放棄をしたものとみなし、本部にて処分いたします」と定めており、さらに「この際、廃棄や返却のための費用を要した場合、本部はご契約者様にその費用を請求する事ができるものとします」と続きます。処分されて終わりではなく、処分費を請求される可能性もあるということです。段ボールに私物を混ぜないよう気をつけてください(コスモウォーター ご利用規約 第6条第9項・2026年9月6日確認)。

返すときの状態にも注意が必要です。規約第8条第2項は「ご契約者様が第5条所定の遵守事項に反してサーバーを使用することによりサーバーを破損した場合には、当該サーバーの時価相当分の弁済をしていただくことがあります」と定めています。特定商取引法に基づく表示にも「ウォーターサーバー本体の不具合に関しましては無料交換いたします。※但し、お客様の原因による破損等が生じた場合、返品・交換等にかかる費用はお客様負担とさせていただきます」とあります。回収までの間に倒したり濡らしたりしないよう、返却が決まったら使用をやめて安全な場所に置いておくのが無難です。ただし通常使用による傷や経年の汚れがどこまで許容されるかは公式に基準の記載がなく〔未確認〕です(コスモウォーター ご利用規約 第8条第2項・2026年9月6日確認/コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認)。

解約するとき、水と配送休止の扱いはどうなるか

水のボトルは「ワンウェイ方式」で、飲み終えたボトルは返却不要・自宅で処分できます(コスモウォーター よくあるご質問「ボトルの返却は必要ですか?」・2026年9月6日確認)。したがって解約時に空ボトルをまとめて返す作業は発生しません。一方、まだ届いていない注文分の水や、手元に残った未開封の水が解約時にどう扱われるか(代金請求の有無・引き取りの可否)は公式ページに明記がなく〔未確認〕です。規約第6条第6項に「本サービスのご利用期間中に生じた本部または販売店に対するご契約者様の債務については、本契約終了時に速やかにお支払いいただく」とあるだけなので、電話で確認してください。ただし手元の水を返して返金してもらう線は期待しないほうがよさそうです。規約第4条第4項は「本サービスによって提供される商品については、ご契約者様都合でのご返品はお受けいたしません。ただし、商品に瑕疵がある場合等は除きます」と定めており、特定商取引法に基づく表示にも「※天然水・RO水の返品はできませんので予めご了承くださいませ」とあります。やめると決めたら、まず次回配送を止めて、手元の水を飲み切るペースを作ってから解約の電話をかけるのが一番損が少ない順番です。(コスモウォーター ご利用規約 第4条第4項・第6条第6項・2026年9月6日確認/コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認)

「しばらく水はいらない」だけなら、解約ではなく配送の一時停止という選択肢があります。ただし停止にも費用が発生する条件があります。

  • 停止するときは「次回発送予定の7日前まで」に連絡が必要(規約第6条第1項)
  • 2ヶ月以上連続して停止すると、休止手数料が1台につき月額880円(税込)
  • お届け周期が最大3週間の商品の場合は、1ヶ月以上連続の停止から休止手数料の対象
  • 一時停止の申し込みはマイページまたは電話(0120-1132-99・毎日9:00~18:00)
  • 停止できる回数の上限があるかどうかは公式に記載がなく〔未確認〕

解約までいかずに済ませたい場合、解約・変更ページでは配送間隔を調整する方法も案内されています。同ページの表では「月平均 約2本=28日間隔/約3本=21日間隔/約4本=14日間隔/約6本=10日間隔/約8本=7日間隔」が目安として示されています。水が余っているだけなら、停止して休止手数料880円を払うより、配送間隔を28日まで伸ばすほうが手数料はかかりません。(コスモウォーター 解約・変更・2026年9月6日確認)

⚖️ 法律上の位置づけ

コスモウォーターの特定商取引法に基づく表示では、「ご注文方法」の欄に「インターネット・FAX・お電話」と記載されています。これは特定商取引法上の「通信販売」にあたる形態です。消費者庁は通信販売を「事業者が新聞、雑誌、インターネット等で広告し、郵便、電話等の通信手段により申込みを受ける取引のこと」と説明しています(コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認/消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売」・2026年9月6日確認)。

重要なのは、通信販売にはクーリング・オフ制度が適用されないという点です。消費者庁は「『電話勧誘販売』に該当するものを除き」通信販売にクーリング・オフ制度の適用はないとしたうえで、返品について次のように説明しています。「商品の引渡し(特定権利の移転)を受けた日から数えて8日以内であれば、消費者は事業者に対して、契約申込みの撤回や解除ができ、消費者の送料負担で返品ができます。もっとも、事業者が広告であらかじめ、この契約申込みの撤回や解除につき、特約を表示していた場合は、特約によります」(消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売」・2026年9月6日確認)。

コスモウォーターの特定商取引法に基づく表示では、返品について「万が一ご注文と異なる商品・不良品等が届いた場合、商品到着後8日以内にご返品ください」と書かれており、水そのものは返品不可とされています。自分からネットや電話で申し込んだ場合は、この特約に沿った扱いになります(コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認)。

ただし「電話で申し込んだ」がすべて通信販売になるわけではありません。消費者庁の通信販売の定義には「『電話勧誘販売』に該当するものを除きます」という但し書きが付いています。自分からかけた電話ではなく、事業者側からかかってきた電話で勧誘されて申し込んだ場合は、通信販売ではなく電話勧誘販売にあたる可能性があり、その場合はクーリング・オフの対象になり得ます。心当たりがあるなら、次の見出しと同じく消費者ホットライン188に相談してください(消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売」・2026年9月6日確認)。

ショッピングモールなどで契約した場合

ここまでは、自分で公式サイトや電話から申し込んだ場合の話です。対面のブースで申し込んだ人は、前提が変わる可能性があります。まず押さえておきたいのは、コスモウォーターの特定商取引法に基づく表示の「ご注文方法」には「インターネット・FAX・お電話」しか書かれておらず、対面での申し込みが挙げられていないことです。一方で会員規約は全編にわたって「本部および販売店」と書き分けており、公式サイトには「ビジネスパートナー募集」の窓口もあります。つまり本部以外の販売店を通じた申し込み経路が想定されている形です。対面のブースでその場で申し込んだ場合、通信販売ではなく「訪問販売」に該当する可能性があります。訪問販売にあたるなら、通信販売と違ってクーリング・オフの対象です(コスモウォーター 特定商取引法に基づく表示・2026年9月6日確認/コスモウォーター ご利用規約・2026年9月6日確認)。

消費者庁は訪問販売を「販売業者又は役務提供事業者が、営業所等以外の場所(例えば、消費者の自宅)で契約を締結等して行う商品、特定権利の販売又は役務の提供等のこと」と定義しています。そして「営業所等以外の場所」には、自宅への訪問だけでなく次のものが含まれると説明しています。

  • 「喫茶店や路上での販売、またホテルや公民館を一時的に借りるなどして行われる展示販売のうち、期間、施設等からみて、店舗に類似するものとは認められないもの」
  • キャッチセールス=「路上等営業所以外の場所で消費者を呼び止めて営業所等に同行させて契約を締結させる場合」
  • アポイントメントセールス=「電話や郵便、SNS等で販売目的を明示せずに消費者を呼び出したり、『あなたは特別に選ばれました』等、他の者に比べて著しく有利な条件で契約できると消費者を誘って営業所等に呼び出したりして契約を締結させる場合」

ポイントは、消費者庁の説明が「一時的に借りるなどして行われる展示販売のうち、期間、施設等からみて、店舗に類似するものとは認められないもの」という条件付きの書き方になっていることです。つまり、モールの催事ブースだから自動的に訪問販売になる、と言い切れるものではありません。どのくらいの期間出店していたか、どのような設備だったかといった個別の事情で判断が変わります。「モールで契約したなら必ずクーリング・オフできる」と書いている記事を見かけたら、そこは疑ってください。

そのうえで、クーリング・オフの要件は次のとおりです。期間は「法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内」。方法は「事業者に対して、書面又は電磁的記録により申込みの撤回や契約の解除」を行うこととされています(消費者庁 特定商取引法ガイド「訪問販売」・2026年9月6日確認)。起算日は契約した日ではなく、法定の書面を受け取った日である点に注意してください。書面または電磁的記録で行うと定められているので、通話だけで済ませず、送った日付と内容が残る形にしておくと後から確認できます。

そして、ここが一番お金に効く部分です。クーリング・オフが認められた場合、消費者庁は「消費者は、既に商品又は権利を受け取っている場合には、販売業者の負担によって、その商品を引き取ってもらうことや、権利を返還することができます」「消費者は、損害賠償や違約金を支払う必要はなく、既に頭金等の対価を支払っている場合には、速やかにその金額を返してもらう」ことができると説明しています。さらに「事業者が、クーリング・オフに関する事項につき事実と違うことを告げたり、威迫したりすることによって、消費者が誤認・困惑してクーリング・オフしなかった場合には、上記期間を経過していても、消費者はクーリング・オフをすることができます」ともあります。8日を過ぎていても、あきらめる前に相談する価値があるということです。(消費者庁 特定商取引法ガイド「訪問販売」・2026年9月6日確認)

なお、コスモウォーターの特定商取引法に基づく表示と会員規約には、催事・イベント・店頭など申込経路による解約条件の違いや、クーリング・オフに関する記載は見当たりませんでした〔未確認〕。催事ブースなどで契約して「自分のケースは訪問販売にあたるのでは」と思ったら、消費者ホットライン188(いやや)に電話して、契約書面の日付と当日の状況を伝えて相談してください。該当するかどうかの判断は、この記事ではなく相談窓口の役目です。

📗 これから契約する人へ

これから申し込む予定なら、次の点を先に決めておくと後悔しにくくなります。

  • 機種選びは「2年か3年か」で選ぶ。smartプラス系は2年、smartプラスNext系は3年です。新しいほうが縛りも1年長くなります。
  • 色替え目的の交換はしない。同機種交換をすると規定利用期間が交換後の到着予定日から振り出しに戻ります。限定カラーを選ぶ場合は、そもそも申し込み時に限定カラー料2,200円(税込)がかかります。
  • 最低月額を「2,160円」と勘違いしない。水は2本単位の配送で、最低は月2本(12L×2本=24L)からです。公式の料金ページも「天然水を月2本(24L)ご利用の場合」の目安を「月々4,000円〜(税込4,320円〜)」と示しています。よく見かける「2,160円」はボトル1本(12L)の単価で、月額の下限ではありません。500mlあたりは「83円(税込90円)」です。飲み切れる量か確認してから始めるほうが、休止手数料880円を払うより安く済みます。
  • サーバーのレンタル料は全機種無料、送料も無料。ただし北海道はお水1本につき216円(税込)の送料がかかります。
  • 「初期費用0円」は全機種ではない。料金ページは「初期費用 0 円」「初期費用、事務手数料は無料です」と大きく掲げていますが、同じページの注記に「smartプラスNextは初回ご請求時に出荷手数料2,000円(税込2,200円)が別途かかります。北海道の場合は3,000円(税込3,300円)」「smartプラスにゃんモデルは、初回ご請求時に出荷手数料3,000円(税込3,300円)が別途かかります。北海道の場合は4,000円(税込4,400円)」「smartプラスNextにゃんモデルは、初回ご請求時に出荷手数料4,000円(税込4,400円)が別途かかります。北海道の場合は5,000円(税込5,500円)」「smartプラス(ウッド・ライトウッド)の場合のみ、初回に限定カラー料2,000円(税込2,200円)が別途かかります」とあります。人気モデルほど初回に手数料がつく形です。
  • 途中でNextに乗り換えると33,000円。期間内に別機種へ変更すると、交換手数料ではなくサーバー引取手数料の扱いになります。上位モデルが気になるなら、最初からそちらを選ぶほうが安く済みます。
  • 代金引換を選ぶと1配送あたり330円の手数料がかかります。
  • 長期の不在予定がある人は要注意。サーバーの受取拒否・長期不在は「解約の申し出とみなす」と規約に書かれています。不在がちなら「エコ配達」の申し込みもあわせて検討してください。
  • 転勤の可能性がある人も要注意。規約では配送可能エリアが「日本国内(沖縄、離島、および一部のエリアを除く)」とされ、エリア外への転居はサービス終了として扱われます。

よくある質問

Q. マイページやWebフォームから解約できませんか?

A. できません。解約・変更ページには「コスモウォーター水宅配サービスの解約手続きは、お電話のみの受付となります」と記載されています。FAQでも「ご都合により解約をされる場合は、フリーダイヤル0120-1132-99(年末年始のみ休み)までご連絡ください」「※平日(月~金)のみの受付けとなっております」と案内されています。マイページでできるのは定期配送の一時停止までです(コスモウォーター 解約・変更・2026年9月6日確認/コスモウォーター よくあるご質問「解約をする場合はどのようにすればいいですか?」・2026年9月6日確認)。

Q. 解約金33,000円は、引っ越しや病気などの事情があれば免除されますか?

A. 規約第6条第5項(1)は「現在ご利用のサーバーの規定利用期間(本項第3号参照)満了前に、本サービスを解約される場合(理由は問いません)」と定めており、理由による免除の規定は確認できませんでした。引っ越し自体は住所変更の手続きで対応でき、その場合は解約不要です。

ただし引っ越し先が配送可能エリア外だと話が変わります。規約第4条第6項は「現在の配送可能エリアは、日本国内(沖縄、離島、および一部のエリアを除く)です。なお、本商品等のお届け先が配送可能エリア以外の場所となる場合、本サービスを終了させていただきます」と定めています。そして第6条第5項(1)は「第4条第6項……の場合等本サービスが終了する場合」もサーバー引取手数料の対象に挙げています。規定利用期間内に沖縄・離島などへ転居すると、自分から解約を申し出ていなくても33,000円の対象になると読める書き方です。該当しそうなら、引っ越しを決める前に必ず電話で確認してください(コスモウォーター ご利用規約 第4条第6項・第6条第5項(1)・2026年9月6日確認)。

Q. 解約した月のレンタル料は日割りになりますか?

A. コスモウォーターはサーバーのレンタル料が全機種無料のため、そもそも月額のレンタル料という費用項目がありません。水は注文した分の代金を支払う仕組みです。解約月の請求の締め方や、日割り計算の有無についての明記は公式ページに見当たらず〔未確認〕です。請求の締め日については解約の電話時に確認してください。

出典一覧

本記事は、コスモウォーター(株式会社コスモライフ)の公式ページおよび消費者庁の公式情報のみを根拠にしています。いずれも2026年9月6日に確認しました。会員規約は末尾に【令和8年8月3日改定】と記された版です。規約は改定されることがあるので、金額や期間は必ず最新版でも確認してください。

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