今回は、脱毛サロン「エピレ(epiler)」の契約・解約についてお伝えします。
本記事は医療行為の効果・安全性について判断するものではなく、契約・解約手続きに関する公式情報および公的機関の情報を整理したものです。
結論から言うと・・・
エピレは2023年12月29日をもって全店舗が閉店し、ブランド事業自体が終了しています〔未確認:終了日は二次情報ベース〕。そのため、今からエピレに対して「解約の手続き」をする必要はありません。すでに契約は存在しない状態です。
ヤクちゃんエピレで脱毛を契約してたんですけど、最近サイトが見れなくて…。解約したいのに、どこに連絡すればいいかわかりません。
カイくん実は、エピレは2023年末ごろにブランドとしての営業を終えていて、今は問い合わせ窓口自体が存在しない状態なんです。
「解約の仕方」ではなく、「今からできることは何か」を整理してお伝えしますね。
この記事では、「エピレをまだ契約中だと思って解約先を探している」「昔の未消化分の料金がどうなったか気になる」という方向けに、公式情報が失われている中でも確認できた事実だけをまとめました。
結論:エピレはすでに閉店・ブランド終了済み。今から解約手続きは発生しない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | エピレ(epiler)/エステティック脱毛サロン |
| 契約の相手(運営会社) | TBCグループ株式会社(エステティックTBCの運営会社と同一) |
| 現在の状況 | 2023年12月29日をもって全店舗閉店・ブランド事業終了とみられる〔未確認:正確な終了日を伝える一次発表は見つかっていない〕 |
| 運営会社そのものの経営状態 | 倒産・破産ではない。TBCグループ株式会社自体は現在も営業中(エステティックTBC・ソシエ等を展開) |
| 今から必要な解約手続き | なし(契約先の事業自体が存在しないため) |
| 未消化分の相談先 | 消費者ホットライン「188」、最寄りの消費生活センター |
つまり、エピレは「運営会社が倒産して連絡が取れない」のではなく、「運営会社(TBCグループ)は健在だが、エピレというブランド・事業だけが終了した」という状態です。この違いは、後述する「運営の安定性について」で詳しく説明します。
(TBCグループ株式会社 企業情報・2026年9月5日確認)
🔑 最も価値のある発見:公式サイトは消滅、しかし運営会社は健在という珍しいケース
この案件を調べていて最も重要だったのは、「公式サイトが完全に消えている」という事実と、「運営会社そのものは倒産していない」という事実が同時に成り立っている点です。
旧公式サイトのドメイン(epiler.jp/www.epiler.jp)は、現在アクセスしようとしてもドメイン自体が存在しない状態(名前解決不可)になっています。一方で、Wayback Machineに残る2023年5月時点のアーカイブでは、サイトのタイトルに「脱毛サロンのエピレ|epiler【TBCグループ】」と明記されており、当時は確かにTBCグループの一事業として稼働していたことが確認できます。
そして現在のTBCグループ公式サイトの企業情報ページを見ると、グループ会社・関連ブランドの一覧に「エピレ」の名前は含まれていません(掲載されているのは株式会社TBC、エース株式会社、株式会社ベンチ、株式会社ソシエ・ワールドなど)。これは、エピレが倒産で消えたのではなく、TBCグループが自社の意思でこのブランド事業を終了させ、グループ構成から外した、という見方と整合します。
複数の業界系ブログ(2024年6月時点の記事など)でも「TBCグループ株式会社は2023年12月29日をもってブランド事業を終了し、全店閉店した」と報じられており、内容は一致しています。ただし、これらは公式発表そのものではなく二次情報である点、また私自身がTBCグループの公式ニュースリリース原本を見つけられなかった点は、正直にお伝えしておきます。〔未確認〕
また、複数の脱毛口コミサイトには「エピレは2023年12月29日をもちまして閉店することが決まりました。それに伴い新規顧客の受付を2022年12月29日午前をもちまして終了致しました」という、ほぼ同一の文言が掲載されています。表現が一致しすぎている点から見て、これはもともとエピレ公式サイトに掲載されていたお知らせ文をそのまま転載したものである可能性が高いと考えられます。つまり、いきなり2023年12月29日に閉店したのではなく、その1年前の2022年12月29日から新規申込みの受付を止め、既存客の消化期間として1年間かけて段階的にたたんだ、という経緯だった可能性があります。ただし、これも第三者サイト経由の情報であり、私自身がこの文面が掲載された当時のエピレ公式サイトのアーカイブを直接確認できたわけではないため、参考情報としてお伝えします。〔未確認〕
なお、Wayback Machineのアーカイブを確認したところ、エピレ公式サイトのトップページが最後に記録されているのは2023年12月31日で、この時点ではまだ通常のキャンペーン訴求ページがそのまま表示されており、少なくとも同ページのアーカイブ上では「閉店のお知らせ」のような告知文は確認できませんでした。それ以降のアーカイブは残っておらず、公式サイトが実際にいつ閉鎖・削除されたかの正確な時期は特定できませんでした。〔未確認〕
(TBCグループ株式会社 企業情報/Wayback Machine:エピレ公式サイト2023年5月アーカイブ・2026年9月5日確認)
💰 結局いくらかかるのか
① 今から新たに発生する費用
基本的に0円です。エピレという契約先自体が存在しないため、今から違約金や解約手数料を請求されることは通常考えられません。もし「未払い分がある」「解約手数料を払え」といった連絡が来た場合は、エピレを名乗る別の相手(詐欺・便乗トラブルの可能性)を疑い、契約書や領収書の内容を確認したうえで、最寄りの消費生活センターに相談することをおすすめします。
② 参考:営業していた当時の解約手数料の法定上限
エピレはエステティック(美容医療ではない)区分のサロンにあたるため、営業していた当時に中途解約する場合の清算金・解約手数料には、特定商取引法によって次の上限が定められていました。
| タイミング | 上限額 |
|---|---|
| サービス提供開始前 | 2万円 |
| サービス提供開始後 | 2万円または契約残額の10%のいずれか低い額 |
一部の口コミ系サイトでは「解約手数料は返金額の10%、上限2万円」という記載があり、上記の法定上限と一致しています。ただし、これはエピレの公式ページそのものではなく第三者サイトの情報であり、公式サイトが消滅した今、エピレ自身の規約文言を直接確認することはできませんでした。〔未確認〕
(消費者庁「特定継続的役務提供」ガイド・2026年9月5日確認)
⚖️ 運営の安定性について
この脱毛・美容医療ジャンルは運営破綻が非常に多い業界ですが、エピレのケースは単純な「倒産」ではありません。整理すると次のようになります。
契約の相手だったTBCグループ株式会社は、現在も通常どおり営業を続けている会社です。1976年設立、資本金7億8,000万円、東京都新宿区に本社を置き、エステティックTBC・ソシエ・ワールドなど複数のブランドを展開する、業界内では規模の大きい会社にあたります。破産・民事再生といった倒産手続きに入ったという情報は見つかりませんでした。
一方で、エピレという「ブランド・事業」そのものは2023年12月29日ごろに終了し、全店舗が閉店したとされています。これは、会社が潰れて契約者が置き去りになる倒産型のトラブルとは性質が異なり、企業が自社の判断で特定の事業ラインをたたむ「ブランド撤退・事業終了」にあたります。
とはいえ、契約者の立場から見れば「通っていたサロンがなくなった」という結果は同じです。閉店当時、未消化分の施術料金についてTBCグループ側から返金や代替案内があったという体験談も一部で見られますが、これも公式発表を直接確認できたわけではないため、参考情報としてご覧ください。〔未確認〕
📗 これから契約する人へ
契約前に「やめ方」を確認しておくのは、消費者庁・国民生活センターも推奨している行動です。もし、契約前にこのページを見ているのだとしたら、あなたの調べ方は正しいです。
ただし、エピレそのものは新規契約ができるサービスではなくなっています。これからエステ脱毛・医療脱毛を契約しようとしている方に向けて、このケースから学べるポイントを2つお伝えします。
①「運営会社が大手・老舗だから安心」とは限らない
TBCグループのような設立50年近い大手グループでも、個別のブランド・事業は撤退することがあります。契約前には、そのブランド単体の特定商取引法に基づく表記(契約解除に関する条項)を必ず確認しておきましょう。
②プランは長期・大容量より、短期で区切れるものを優先する
ブランドが終了した場合、残っている回数分の消化や返金交渉が必要になります。契約時に「残額の何%が解約手数料になるか」「クーリング・オフの期間(原則8日間)」を確認し、無理のない回数・期間のプランを選ぶことがリスクを減らします。
よくある質問
Q. エピレは今も営業していますか?
A. いいえ。2023年12月29日ごろをもって全店舗が閉店し、ブランド事業自体が終了したとされています。公式サイト(epiler.jp)も現在は閉鎖されており、アクセスできません。
Q. 今からエピレを解約する手続きはできますか?
A. 契約先となる事業自体が存在しないため、「解約の手続き」は基本的に発生しません。未消化分の料金や返金についてまだ解決していない場合は、消費者ホットライン「188」または最寄りの消費生活センターに、契約書・領収書を用意したうえで相談することをおすすめします。
Q. エピレの運営会社は倒産したのですか?
A. いいえ、倒産ではありません。運営会社のTBCグループ株式会社自体は現在も営業を続けており、エステティックTBCなど他のブランドは通常どおり展開されています。エピレは、そのグループの中の一事業として終了しただけで、会社全体の倒産ではない点にご注意ください。
